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始めまして

「あらま・ビックリ」と申します。

   しがない臨床医をしていました。 ある夜、飲酒中に気分不良に。 酒ばかり飲んで「もしや、低血糖に?」と血糖値を測ってみると、なんと700!!  そんな測定器具の故障に違いないと! 翌朝、75g糖負荷試験を、結果は2時間値が500以上(あらま、ビックリ)でした。

   糖尿病専門医にはこってり絞られる羽目に。 かくのごとく「医者といえど無知です」。 それから、必死にお勉強です。 いままで、いかに糖尿病患者にたいして「非情な医者」であったかを実感。 以来、糖尿病食を検食して「まずは食の改善」。 もちろん、注文つけて他の患者さまにも貢献してるつもり。 糖尿病の食事指導で、実現不可能なお題目ばかりとなえる医者の多いことに憤慨。 「おまえに出来ないことを患者に言うな!」といえる立場でしたので遠慮なく、ののしってました。


   インスリン分泌が基礎値も追加も少なく、ほぼ1型の病態と同じです。 厳格な食事と食後の運動(毎食後40分のウォーキング)、3ヶ月の休職後に臨床医を辞めて健康指導の講座をもちながら、啓蒙活動です。 それでも、やはり、インスリン導入が避けられませんでした。 運動も少しずつ増やして、フルマラソン4時間を目標に走ってます。

  
   リスプロを使いながら、「昔はさぞかし、大変だったろうなと」。 簡便に使用できるペン型のありがたみをひしひしと感じつつ、注射してます。 もうじきできる、「針なしタイプ」に期待しながら、チクッとやってます。

  
   糖尿病になって、出来なくなったこともありますが、今まで見えてなかったものが見えてきたようなので 「ピンチはチャンス、不自由は便利の種」なんて思うことに。節制のためか、体脂肪率6%、BMI21と血液検査も糖尿病診断前より、ずっと良好。 まだ、糖尿病歴5年目の新米です。 しぶとく生きてゆきます。
by iddm-hospital | 2005-05-27 14:55 | メンバー挨拶(原則非公開)
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